放置期間もここまで来ると呆れてしまいますね・・・
今年はガンガン書いていこうと思います。
古くからの読者の方が飛んで喜ぶような『毒舌』復活させちゃおうかな。
今月末にも、一頭、飼育放棄犬が入所してきます。
お父さんも、お母さんも、本当に頑張ったの。
一生懸命頑張ったの。
「どうにもならなくなったら、保健所なんか連れて行っちゃだめよ!
私に相談してよ!!」
と、数年前に言ったんだが、、、その言葉だけを頼りに頑張ってきたらしい。
まじめなマジメな生真面目なご夫婦なんです。
遠方過ぎた。(ここから片道、最短距離で220㎞) 力不足だった。
3か月に1回のレッスンで治すのは困難極まる。だが無念。
そのご夫婦は仕方ない。
飼い主なりに、試行錯誤し、ぼったくり訓練所にも遭い、それでも諦めず
遠路はるばるレッスンにきて心も体も傷だらけになりながら頑張ってきたんだから。
しかし時を同じくして、別の同世代のオーナーさんからのお便りが。
そのオーナーさんは当初より飼育放棄の相談に来た人で
手放したくなるほどの犬なのに、トレーニング等で時間やお金を使うのは嫌だという。
殺処分の内容を話し、なんとか説得し、手放さない事にしてくれたがトレーニングは開始せず。
その後を危惧しての私の便りへの返信。
「○○は○才になり、少し落ち着いて手がかからなくなってきました」
犬って生き物は、『手がかかる』んじゃなくて『手をかける』べきだと思う。
人間の赤ちゃんでも「この子は手がかからなくてね」って言ってるお母さんは
「手をかけていません」って言っているように聞こえる。
育てるって手がかかって当たり前の事なんじゃないのかなぁ。
うちの生徒さんたちは耳にタコが出来てるかもだけど、
犬は鍛錬(トレーニング)して能力を伸ばすことが可能な生き物なんです。
何も教えず、『おとなしくなったように見える』犬は、きちんと学習したんですよ。
『人間に、余計な期待を持つことほど空しいものはない』
とね。
あー やっぱり毒舌になってしまった・・・
でも、それで家族って言えるの?寂しくない?
手がかからなくなったのなら、新しいこと、教えてあげようよ。
新しい場所に連れ出してあげようよ。沢山のこと経験させてあげようよ。
彼らにはそれを選択する自由すらないのだから。
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